誰にでも夢はある
誰だってそれを叶えたい
私の夢は掘り炬燵のある小さな家で猫と穏やかに暮らすことでした。
いつかは実現するはずだとタカをくくっていたら、可愛がっていた野良猫のお母さんが居なくなってしまいました。
車に轢かれたのかな。誰かが保護してくれたんやろうか。遠くまで散歩に行って、ちょっと迷ってるだけで帰ってくるかも知れないし…。
お母さん猫を思い出すたびに胸が苦しくなり涙が溢れだし、毎日探しに行ってしまいます。

お母さんごめんね。雨の日も台風の日も雪の日も、助けてあげたかったのに取り返しがつかなくなっちゃった。私が馬鹿だから。
せめて、お母さんの最後の娘は救いたいです。失いたくないというエゴだとしても、それでも…。

お母さん猫との思い出と、娘猫とのこれからの生活をおばちゃんが頑張って綴ります。