多くの人がその日を脳内でシミュレートしている

対岸の火事でいられるほどの愚昧であるならそれはそれで幸せな人生観なのかも知れませんよね…。ですが、この国に住む多くの人は『明日は我が身』という先人の教えを受けて育ってきました。他人に起こる事柄は自分にも起こりうるという教訓を無下にあつかう愚行は現在の日本に生きる私たちには決してあり得ないことなのです。
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ペットを連れて避難する困難さはわかっているつもりなので避難所などに身を寄せることは考えていませんが、ならば自宅で待機するしかありません。しかしライフラインが断たれてしまえばそれも不可能になってしまいますよね。かと言って婆と猫を連れて何処へ行けば良いというのか。─────ものすごく幸運なことなのですが、私が住んでいる地域では地震による被害に遭う事が無いに等しいため今回の能登半島地震のような激甚災害には耐えられず壊滅してしまうんじゃないかと訝っています。最後に経験した大きめの地震でさえ一体何年前のことだったやら…。当然その手の訓練はしているはずですが、いざという時に最寄りの行政が頼りになるのかは未だに不明です。
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被災地の悲惨な状況が報道されるたびに胸が痛みます。亡くなってしまった人、家族を亡くしてしまった人、怪我を負ってしまった人、持病が悪化してしまった人…。人命救助が何よりも優先されるべきであるのは当然承知していますが、緊急時にペットを見捨てるくらいなら一緒に死にますという飼い主の悲痛な気持ちも同じくらい理解できるので悲しいです。痛い思いをしたり苦しんでいるのなら楽にしてあげたい…楽になって欲しい。地震という自然の驚異に憎しみを向け続けることの無力さを知る私たち人間は、だからこそ人間同士で諍い合うのかも知れません。話は変わるけど飛行機にペットを載せて長距離を移動するのは私も反対です。犠牲になってしまったペットが気の毒でたまりません。

震災のニュースを見すぎたせいなのか最近は気持ちが滅入っているのを感じます。遠く離れた場所に住んでいてもこうなるのだから現地の人達の心労は計り知れませんね。あの時こうしていたら大切な人を助ける事が出来たかもしれない…なんてグルグルグルグル後悔の坩堝にはまりこんでしまうなんて苦しくて堪えられません。もしも自分が被災したら─────ミミーちゃんを守りきるために何をするべきなのか考えて備えないと、私は私を許せなくなる…そんな最悪な事にならないようにしたいと思います。やっぱりキャットケリーと胴輪に慣れさせておかないと‼️(※胴輪はミミーが脱走した時に捨てちゃった)
バスに乗ってる時に地震が来たらどうしよう…とか常に頭にチラついて仕方がない
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