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最悪の日とは

お昼寝母さん 猫の母さん
猫の母さん
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“いつか”が今日来たら、どうしようもない明日が待っている。

知っていたのに覚悟が足りないから、胸の奥からシクシク痛みが浮き上がってくる。

母さん猫のことを諦めて、忘れて、前を向いて生きていかないといけない。

どうか許して母さん。今どうしてるのか、自分には知る術がないのが辛い。どうかどうか安らかでありますように、痛くて苦しい思いをしていませんように、猫の神様お願いします。

私が泣いても何も解決しない。そもそも母さんのために流す涙ですらない。子供の頃に飼っていた猫ちゃん達が死んだ時と同じように、喪った自分のために泣いてる。ガキのまま歳だけ食ってしまった。

母さんに会いたいなぁ。

母さんに会いたいなぁ。

小さい前足を思い出す。

穏やかに瞬きを繰り返していた優しい眼差しを思い出す。

娘猫と違って、鳴き声が小さかったことを思い出す。

母さんに会いたい。撫でたい。また膝の上で寝て欲しい。家に連れて帰りたい。娘が待ってるよ。母さんがミーちゃんって呼ばれてたから、娘はミミーちゃんって名前を付けたよ。

雪が積もった日、ベチャベチャになって凍った地面を滑りそうになりながら、それでも真っ直ぐ走って来た時、寒さに耐えられず木から落ちた雀を咥えてたから、獲物を見せに来たのかと思ったんだよね。大馬鹿だよ私は。寒くて震えてる娘に、ご飯あげたんだよねぇ?自分で食べるより子供に譲ったんだよねぇ?もっともっともっと早く私が行動してたら母さんと娘と一緒に暮らせたのに。タイムマシンに乗ってこの日に戻って自分の頭をハンマーで叩きたい。ボサッとしてるから後悔するのに‼️

母さんに出会えて、私は数えきれないほど良いことがあったよ。ありがとうね。さようなら、ゆっくりとおやすみなさい。

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