知りたいのはそこじゃないんよ…

まっすぐ編んでいくだけ―――とか言われましてもね…。編み物歴がそこそこある私でも、ぶっちゃけ半分以上雰囲気で編んでるのが真実なのですよ。編み上がったニットを売るわけでもなく自分が使うだけならば、少しくらいの歪みや編み間違いがあっても問題は無いですし。編み物上級者なら知っていて当然のテクニックも初心者には未知の謎技術でしかありません。私のような初心者に毛が生えた程度のヘッポコ★ニッターじゃ、編み図自体は何とか読めても描くのは無理ってなものなんですよ。編み物作家さんってスゲーよマジで…。
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それはそうと、冬本番直前の試作で編み始めた〘かぎ針編みのニット帽〙の簡単な編み方の手順を記録しておこうと思います。自分の備忘録としては勿論のこと、ちょっと編み物に興味が出てきたかな〜って人が手を出しやすいように文字と画像でまとめてみる練習?にもチャレンジしてみましょうか。猫友達はいるけど編み友達はいないので、一緒に夜更かししながら黙々と編み物につきあってくれる友人が欲しいよなぁ。毛糸や模様の相談とかしてみたいです🥲
◆用意するもの◆
・毛糸3玉(ダイソーのメランジトリコ)
・かぎ針6号

◆編み方◆
⑴ 毛糸の端から20cmの場所に輪を作り、かぎ針をくぐらせて毛糸を引き出して引き絞る

⑵ 鎖編みを20目編み、立ち上がりの1目をプラスで編む

⑶ ⑵で編んだ20番目の裏山(※くさり編みをひっくり返す)にかぎ針を通して毛糸を引き抜き、再度かぎ針に毛糸を引っ掛けて針に掛かった2つの糸をくぐらせる。この【細編み】を最後の鎖編みまで繰り返して1段目を編む

⑷ 立ち上がりの鎖編みを1目編んでから編地の裏表を返し、【細編み】を繰り返して60段〜66段編む(※6目で1模様のため必ず6の倍数にする)(※2段目からは鎖編みの向こう側にかぎ針を差し入れて毛糸を引き抜き【畝編み】にする)

⑸ 編地を中表(※帽子の内側になる面を表側)にして、編み始めのくさり編みと60段目を引き抜き編みで繋ぐ。(※2列並べたくさり編みの下からかぎ針を差し入れて毛糸を引き抜く)

⑹ 立ち上がりの1目を編み、【細編み】で筒状の縁をぐるりと1周編む。必ず⑷で編んだ段数と同じ目数になるように注意する。最初の【細編み】と最後の【細編み】を引き抜き編みで繋ぎ、立ち上がりのくさり編みを3つ編む

⑺ 長編みの表引き上げ編みを4目と裏引き上げ編みを2目編んで1模様。ぐるりと1周編んだら⑹で編んだ“立ち上がりのくさり編み”の下から3つ目の裏山にかぎ針を差し入れて引き抜き編みで繋ぎ、そのまま立ち上がりのくさり編みを3つ編む

⑻ ⑺を繰り返して好みの長さになるまで編む。最終段はすべて2目1度(※引き上げ編みの途中で次の引き上げ編みをして、2つの編み目をまとめて引き抜く)で編み目を半分に減らす。例 60目→30目



⑼ 毛糸の端を30cm残してカットしたら、とじ針に毛糸を通して最終段の編み目を拾ってしっかりと絞る。解けないように糸始末をしたら完成。


⑽ 被り口を折ったり、ボンボンを付けてみたり。模様自体はリバーシブルなので好きな方を表にできる。

(オマケ) 2目1度をせずに、ひっくり返した編地を引き抜き編みでとじて袋状に仕立てると猫耳ニット帽が爆誕します。

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10月も終わろうかって時期なのに、いつまでも蒸し暑いなんて悪い冗談でしょう。地球どうなってんの〜🥵去年の今頃はもうネックウォーマーもニット帽もガンガン編みまくっていたのに…。今年は気温が高すぎるせいで全然やる気が出て来ません。地球どーなってんのよマジでさぁ…


編み物が捗りだしたら冬が始まる。今年も編むぞ〜
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